銀行カードローンは総量規制対象外ではなくなるのか

29 6月

銀行カードローンの宣伝文句として収入証明がかなり高額まで不要であるとか、専業主婦でも利用可能という文字が踊っていました。しかし、昨今の銀行カードローンの過剰融資問題の社会問題化によって、銀行カードローンはこれまでのような総量規制対象外を売りにすることはできなくなってきたと考えていいでしょう。

すでに、大手の銀行が銀行カードローンの過剰融資に対する自主規制として総量規制に沿った対策を発表したことからもそれはわかります。銀行全体を主導する大手の銀行の幾つかが総量規制に沿った自主規制をすることによって中小の銀行にもその動きは波及していくと考えられるからです。

しかし、これらの自主規制はあくまで自主規制であることから、完全に守られていくかどうかは大きな疑問があります。各銀行の取っては銀行カードローンはすでに大きな収益源となっているからです。自主規制は貸金業法の総量規制のような法的な効力をもっていることはありませんから、それだけいい加減になる可能性もあります。

銀行を監督する金融庁も銀行の自主規制を見守る方針であるようですから、利用者は銀行カードローンの審査が厳しくなるとまだ考えなくてもいいと思われます。